「LGBT報道ガイドライン」ができました。取材をする側、される側両方に向けたチェックリストが特徴

LGBTに関する取材を受けたことがある人を対象に、2018年に毎日新聞が実施した調査によると、「記者が勉強不足だと感じた」人は、回答者70人中46人に上ったそうです。

ここ数年でLGBTに関する報道が飛躍的に増え、性の多様性に対する社会の認識も変わりつつあります。一方で、報道が増えることにより、上述した毎日新聞の調査結果にあるような、当事者とメディアの不幸なすれ違いによるトラブルも増えてきました。

そこで、LGBT法連合会が中心となり、報道8社9名の有志の記者らが「LGBT報道ガイドライン – 性的指向・性自認の視点から – 」を策定しました。一般社団法人fairとしても、代表理事の松岡が策定に携わり、冊子のデザインも担当しました。

報道する側、される側に向けたチェックリスト

「LGBT報道ガイドライン」は、LGBTに関する基礎知識や用語集に加えて、報道する記者側だけでなく、取材を受ける当事者に向けてもチェックリストを設けています。

性のあり方の表現についてや、アウティングにつながらないよう、顔や名前などの公開範囲を注意することなど、実践的なポイントも盛り込まれています。

さらに、これまでLGBTに関するさまざまな取材を行ってきた記者や、取材を受けた当事者が実際の経験をもとに注意すべき点をまとめた「コラム」も収録。

PDFで誰でもダウンロードできます

冊子はLGBT法連合会のWEBサイトから、PDF形式で誰でもダウンロード可能です。当事者とメディアの不幸なすれ違いをなくすために、これからLGBTに関する取材を行う記者や、当事者、支援者団体などの方々にも、ぜひ「LGBT報道ガイドライン」をご活用いただければ幸いです。

■ダウンロードはこちら↓
LGBT報道ガイドライン (本編)
LGBT報道ガイドライン(簡易版)

※冊子で郵送をご希望の場合は、1冊500円(送料別)にて頒布しております。LGBT法連合会WEBサイトよりお問い合わせください。

4月6日(土)にイベント開催予定

さらに、4月6日(土)にLGBT報道ガイドラインを活用してもらうために、「『LGBT』報道の課題」というテーマでイベントを開催します。

イベントの詳細情報は決まり次第、LGBT法連合会のWebサイトに掲載されます、そちらからご確認ください。

<概要>
「LGBT」報道の課題
主催:LGBT法連合会
日時:2019年04月06日 17:00〜(予定)
場所:都内にて調整中
参加費:500円(資料代)
登壇者
・LGBT法連合会 事務局長 神谷 悠一
・BuzzFeed Japan 創刊編集長 古田 大輔氏
・毎日新聞 記者 藤沢 美由紀氏
・金沢大学 准教授 岩本 健良 氏
・一般社団法人fair 代表理事 松岡 宗嗣 氏
・LGBT法連合会 共同代表 林 夏生



プロフィール
1994年愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。一般社団法人fair代表理事。オープンリーゲイ。政策や法整備を中心としたLGBTに関する情報発信やキャンペーンを行っている。LGBTを理解・支援したいと思う「ALLY(アライ)」を増やす日本初のキャンペーン「MEIJI ALLY WEEK」発起人。

Twitter @ssimtok
Facebook soshi.matsuoka

SoshiMatsuoka • 2019-03-07


Previous Post

Next Post