2018-12-10

Year in Review 2018 – LGBTニュースから振り返る2018年

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松岡宗嗣

LGBTを取り巻く環境は、日々刻々と変化しています。

特に2018年は、お茶の水女子大へのトランスジェンダー学生の受け入れや、東京都で性的指向・性自認に関する差別禁止が盛り込まれた条例の施行、経済評論家・勝間和代さんや日本文学研究者・ロバートキャンベルさんら著名人のカミングアウトなど、平等な権利とLGBTの存在の可視化につながる印象的な出来事がいくつもありました。

その一方で、杉田水脈議員による『新潮45』への寄稿文を発端とした騒動など、まだまだ差別や偏見が日本社会に根強く残っていることを実感する年にもなりました。

一般社団法人fairでは、そんな2018年を振り返るためのイベント「Year in Review 2018:LGBTニュースから振り返る2018年」を開催します。活動や研究など、さまざまな領域で活躍されているゲストとともに、今年の主なLGBT関連のニュースを振り返り、LGBTを取り巻くこれからの社会について考えていきます。

パネルトーク後は、登壇者や参加者同士で交流できる時間も用意しています。多くの方のご参加をお待ちしています。

お申し込みはこちら

日時
12月15日(土) 13:00-16:00(※交流会を含む)

場所
スマートニュース株式会社2Fイベントスペース
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目25-16 いちご神宮前ビル2F

定員
100名(※申し込み順)

参加費
1000円(※学生500円)

登壇者
杉山文野 氏(トランスジェンダー活動家)
藤井ひろみ 氏(神戸市看護大学准教授)
鈴木賢 氏(明治大学法学部教授)
上川あや 氏(世田谷区議会議員)
司会:松岡宗嗣(一般社団法人fair)

タイムライン
12:30 開場
13:00〜13:30 LGBTニュース振り返り
13:30〜14:30 パネルトーク
14:30〜15:00 質疑応答
15:00〜16:00 交流会

登壇者プロフィール

杉山文野 氏(トランスジェンダー活動家)

1981 年東京都新宿区生まれ。フェンシング元女子日本代表。早稲田大学大学院にてセクシュアリテ ィを中心に研究し、『ダブルハッピネス』を講談社より出版。卒業後、2年間で世界約50カ国+南極をバックパッカーとして巡る。帰国後は一般企業に3年勤め、現在は自ら飲食店を経営するかたわら、特定非営利活動法人東京レインボープライド共同代表理事、各地での講演会など活動は多岐にわたる。日本初となる渋谷区・同性パートナーシップ条例制定に関わり、現在は渋谷区男女平等・多様性社会推進会議委員も務める。

藤井ひろみ 氏(神戸市看護大学准教授)

専門は助産学、女性看護学、ジェンダー・セクシュアリティ研究。助産師としてHP「ダイバーシティ町家(旧・町家助産院)」を運営。LGBTQ医療看護連絡会代表、LGBT法連合会共同代表、兵庫県助産師会理事など。

鈴木賢 氏(明治大学法学部教授)

明治大学法学部教授、北海道大学名誉教授。北海道LGBT連合顧問、自治体にパートナーシップ制度を求める会世話人。レインボーマーチ札幌の創始者、札幌パートナーシップ宣誓制度の要請者。台湾の婚姻平等について研究。

上川あや 氏(世田谷区議会議員)

世田谷区議会議員。一貫して無所属。文教委員会委員。公共交通機関対策等特別委員会委員。2003年4月、日本で初めて性同一性障害を公表の上、世田谷区議会議員選挙に立候補し当選、現在4期目。2012年6月、在日アメリカ大使館により「国際勇気ある女性賞」(Woman of Courage Award) の日本代表に選ばれた。

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松岡宗嗣

一般社団法人fair代表理事

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